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anちゃんのベトナム滞在記
人の名前が伝わらない><
昨日の続き。




そういえば、こんなことがありました。





「Tam(声調記号は忘れました :-| )

という名前の人のことを伝えるのに、




私は、「Ms. タムがね・・・」って、

「Ms. 」をつけて伝えました。

だから、多少の発音の間違いはあっても、

私が人の名前を言っているということは相手に伝わり、

そこから誰のことかは推測できるだろうと思ってました :roll: 。





なのに、全く通じず :roll: 。




周りの人も巻き込んで、

「Ms. タムだよ!Ms. タム!」

って言っているのに、

誰にも伝わらない :cry: 。




で、もうどうしようもなくなり諦めかけていたころ、




ラッキーなことに「Tam」が通った 8-O !!




「ほら、Ms. タム!彼女だよ :-D !」って言ったら、




「ああ、Ms. タムのことね :-| 。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ :roll:?!




だから、Ms. タムって :-( 。。。

合ってたじゃん、私 :cry: !!

と思ったら、




「anのは発音が全然違う :lol: !」とのこと。




日本語で書くと「タム」で同じだけど :roll: 、

ベトナム語で正しく発音すると、

「タム(タにアクセント)」ではなく、

「タム(ムにアクセント)」みたいな感じになるらしい :lol: :lol: :lol: 。




いやーーー、

たとえ、母音や声調が違っても、

発音は大体合ってない?

察してよ :lol: 。




・・・と日本人の私は思うけれど、




ベトナム人にとっては、全く異なる発音であるらしい 8-O 。




他、「Manh(マイン)」っていう人の名前も、

「マイン」と一文字ずつ同じ調子で呼んだのでは伝わらず :-(

「マィン」って感じかな :roll: 。

文字で表記するのはなかなか難しいんだけど :-? 、

マとイをすごく短く発音する感じでないと伝わらない :-| 。




また、「Tung(トゥン)」っていう人の名前も、

「トゥン」では伝わらず :-( 、

「トゥム」って感じかな、日本語で表記すると。

ベトナム語の「ng」は「m」の音で発音するのが

正しいらしい :roll: 。




うぅぅぅ :cry: 。。。



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「は」「とぅ」「にゃっ」「んが」「ほぇ」


Ha(ハ)

Tu(トゥ)

Nhat(ニャッ)

Nga(ンガ)

Hoe(ホェ)

Thuy(トゥイ)

Hoa(ホア)

Son(サン)

・・・



上に挙げたのは全てベ トナム人の名前★




日本語にするとほんの数文字で、

そこまで難しい名前には見えないかもしれないけど、




ベトナム語の発音になると、

母音の種類が多かったり 8-O 、

声調が加わったりで :roll: 、

短い音でも非常に発音しにくいんです :cry: 。





基本的にベトナム人の名前は

「姓・ ミドルネーム・名」で表記され、

お互いを呼び合うときは

最後に表記 される「名」で呼び合います :-o 。




たくさんの人に会って名前を知っていくうちに、

名前の種類がそれほど多くないことに気付きました:-) 。



そのため、

最近は新しい名前の人に出会うことが少なく、

名前を覚えること自体は苦ではなくなりました :-o 。



・・・が 8-O !!!



発音が難しいので、

なかなか伝わらず :-( 。。。



こちらでは、

人の名前を呼ぶのさえ

苦労します :-( 。
Chị? Em? 無難なのはどっち?


相手と自分との関係(年齢や性別)によって

人称代名詞が変わることは

以前に書きましたね :-D。



でも相手が同じくらいの年齢で

年上か年下かの判断をつけにくい場合、

相手に呼びかけるときは

年上の人用のAnh(男性)/Chị(女性)を使うべきなのか

年下の人用のEmを使うべきなか

考えてしまいませんか :roll: 。



そこで、

悩んだ場合はどっちが無難なの :roll: ?

ということを友人に聞いてみると :-D ・・・



年上の人用のAnh/Chịを使ったほうが良い◎

との答えが返ってきました :-D 。



2~3歳下くらいなら、

Anh/Chịを使うのは問題ないし、むしろ丁寧◎

また、

"Chào chị"と言われたからといって

"Chào em"と返さなくても、

"Chào chị"と言われたら同じく

"Chào Chị"と返しても良いとのこと :-D 。



今もこの国には儒教の精神が根付いており、

「年長者を敬う心」を持っています。



なので、相手の呼び方に関しても、

そこまで歳が違わないならば、

例え年下でも、年上の人に使う代名詞を使ったほうが

相手に対する敬意が表れていて良い◎

ということなんでしょうね :-D 。

そうそう、

現地の友人の家に遊びに行く度に思いますが :-D 、

この国では、家庭の中で一番の年長者となる

おじいさんやおばあさんは、

家族みんなにものすごく大切にされています :-D 。



街中でも時々、

子供や孫らが杖代わりになって腕を組み、

おじいさんやおばあさんを気遣いながら

ゆっくりゆっくり歩いている姿を

見かけることがありますよ :-D 。



「年長者を敬う」というのは、

日本にもあった習慣のはずだけど・・・ :roll: ?

現在ではどうでしょう :roll: ???

ベトナムには

現在の日本で忘れられた大切な習慣が残っています :-D 。

日本はベトナムの何歩も先を行く経済大国ですが

ベトナムから学ぶべきこともありますね :-D 。


こんなにあるの?人称代名詞。


英語だったら

私=I、あなた=YOUでいいのに、

ベトナム語ときたら・・・ :-( 。



ベトナム語は、

相手と自分との関係で、

人称代名詞をそれぞれ使い分けるんです。



例えば、二人称「あなた」なら・・・↓↓↓

(考えるだけで頭が痛くなりそうなので、控えめに :lol: )

自分よりも年下の男女に:Em

自分のお兄さんくらいの年齢の男性に: Anh

自分のお姉さんくらいの年齢の女性に: Chị

自分の親よりも年下のおじさんに: Chú

自分の親よりも年下のおばさんに:

自分の親よりも年上のおじさん・おばさんに:Bác

自分のおじいさんにあたる年齢の人に:Ông

自分のおばあさんにあたる年齢の人に:Bàc



っとまあ、こんな感じ 8-O ?


①よりも年齢が下の人に使う代名詞と

⑤よりも年齢が上の人に使う代名詞もありますが (えっ 8-O !? )、

今日のところはこのへんで 8-) 。

十分です!! お腹いっぱいです!! ・・・よね :lol: 。



上に挙げたような代名詞は、

会話の初めに交わされる挨拶の段階から

既に必要となってきます :-| 。



昼夜問わず使われる挨拶として、

誰に対しても使える丁寧な表現

Xin Chào.

というのがありますが、これよりも

Chào ○○○. (○○○部分には上に挙げたような代名詞)

と挨拶をしたほうが、

より親しみのこもった丁寧な表現となるようです :-D ☆

なので、現地の人はこちらを好んで使います 。



彼らは人に会った時、

相手の年齢・性別を瞬間的に峻別して

これらの代名詞を使い分けているから

本当にスゴイ 8-O !!



会社ではanh, chị, em 程度でいいから

私も何とかパッと返せるようになったけど ◎ :-D ◎

友人の家に遊びに行った時なんかは

挨拶する度にドキドキ :roll: 。

こっちは大家族が多いから、

上の全てを使いこなさなくてはならないので 8-O 。。。

いやはや・・・挨拶から躓くとはね :lol: 。

恐るべしベトナム語 :roll: !!